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6)原山建郎のコラム

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」ゴム報知NEXTは、№181で終了。その後を受けた№182:「生」から「死」へ――自然体で旅立つ〈いのち〉の「間(あはひ)」。まもなく新たな連載コラム「遠藤周作の遺言――心あたたかな病院がほしい」も始まります。

★これまで「ゴム報知NEXT(ゴム業界の総合専門紙Web版)」に寄稿したコラム「つたえること・つたわるもの」№181:はじまりの日本語――きこゆ・うたふ・かたる・つたふ「オノマトペ」。が終了したあとを受けて、今回アップされた№182:「生」から「死」へ――自然体で旅立つ〈いのち〉の「間(あはひ)」。へ、この連載コラムはバトンパス(毎月、第2週掲載予定)されました。これからも、医療・介護・〈いのち〉・〈ことば〉コミュニケーションなどのテーマを、ときどきのトピック(話題)をとり上げながら書いていきます。

本文は☞ ダウンロード - 182.pdf

★もうひとつ、今回から新たな連載コラム「遠藤周作の遺言――心あたたかな病院がほしい」(毎月、第4週掲載予定)が始まります。昨年、数社に書籍(紙媒体)出版を打診しましたが、いずれも断られました。そこで、在宅看護研究センターL.L.P.のホームページ(電子媒体)に、これまでの連載コラム「つたえること・つたわるもの」に断片的に書いた内容も再編集・加筆しながら、一冊の単行本になるような連載コラムを書くことになります。
この二つの連載コラムを、引き続きご愛読くださいますよう、お願い申し上げます。

健康ジャーナリスト、遠藤ボランティアグループ代表
原山建郎

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」つたわるもの」 № 1 8 1 はじまりの日本語きこゆ・うたふ・かたる・つたふ「オノマトペ」。

3月26日(火)にアップした、連載コラム「つたえること・つたわるもの」№180『はじまりの日本語――きこゆ・うたふ・かたる・つたふ「オノマトペ」。』https://gomuhouchi.com/serialization/57873/をお届けします。
テーマは、『はじまりの日本語(原初の日本語、日本語の卵)』です。まだ文字のない上古代の日本では、話しことば:口承言語としての「やまとことば」で、お互いのコミュニケーションを図っていました。そして、日本の〈ことば〉は「オノマトペ(擬音語と擬態語)」から生まれたのです。「はじまりの日本語」は、動物の鳴き声や自然界の音を表現(再現)した擬音(擬声)語、ある感情やものの状態を音の表現を借りて表した擬態(擬容・擬情)語は、私たちの耳に「きこゆ」、それを叫び声や歌声であらわす「うたふ」、相手にわかるように「かたる」、それをたくさんの人たちに「つたふ」ことを繰り返しながら成立した〈ことば〉が、「やまとことば」なのです。そして、最後にエミール・シオランの〈ことば〉、「私たちはある国に住むのではない。ある国語に住むのだ。祖国とは国語だ。それ以外の何ものでもない(英語訳One does not inhabit a country; one inhabits a language. That is our country, our fatherland -- and no other.)」を紹介して、この連コラムを締めくくりました。ゴム報知新聞NEXT(電子版)での掲載としては最終回(千穐楽)となります。

文面は☞ ダウンロード - 181.pdf

2016年9月27日、この連載コラムが始まったときは「70歳」だった老青年は、いま「78歳」の老春を迎えています。1968年(22歳)に入社した主婦の友社を、2002年(56歳)で辞めて、フリーの編集者となりましたが、2003年1月から2013年12月まで『トランネット通信』(電子媒体)連載コラム「編集長の目」をまる11年間(最終号は№172)、書きました。そして、2012年1月から2019年3月まで、旬刊誌『出版ニュース』(紙媒体)の連載コラム「ブックセラピー」(最終号は№87)を経て、2024年3月26日、この連載コラム「つたえること・つたわるもの」の最終号を書きました。

長い間、この連載コラムをご愛読いただき、本当にありがとうございました。またどこかで、お目にかかる日があるかもしれません。最後に、「つたえること・つたわるもの」№179でとり上げた「回文(※失せ物探しに回文を使うのは「最後から読んでも同じ文章になる」つまり「元に戻る」ということが、潜在的な、元の「手許にあった状態になる」ということにつながっているからだそうです)」の意味にあやかって、「さいかいさ(再会さ)」の回文で、ご挨拶申し上げます。

ゴム報知新聞NEXT(電子版)での掲載としては最終回(千穐楽)となりますが、「在宅看護研究センターL.L.P」のホームページ上では、連載コラム「つたえること・つたわるもの」№182以降の連載を続ける予定です。

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」№1 80 『 ためになる日本語――江戸・大阪・京都〈いろは歌留多〉のことわざ。 』

3月 12 日(火)にアップした、 連載コラム「つたえること・つたわるもの」 №1 80 『 ためになる日本語――江戸・大阪・京都〈いろは歌留多〉のことわざ。 』 をお届けします。https://gomuhouchi.com/serialization/57488/
『気になる日本語』、『 ゆかいな日本語 』 に つづく 『 ためになる日本語 ・いろはかるた』 です。
「降る雪や明治は遠くなりにけり」と は、昭和 6 1931 年 1 月の東大俳句会に出句した、中村草田男の俳句ですが、今回のコラムで江戸時代に始まったという「いろはかるた」の歴史や、そこに登場する「ことわざ」 の図書資料を調べるうちに、『そういえば、正月に孫たちと「いろはかるた」では遊んでない。
「となりのトトロ」「 アンパンマン 」のかるた だった 』 ことに気がついて、昭和世代 の私 も 「 アンパンマン昭和は遠くなりにけり」 と、 一句 ひねって み ました。ちなみに 「 アンパンマン」(やなせ・たかし絵と文)の初出は、昭和 44 1969 )年に出版された『こどものえほん』 10 月号ですが、この年は私が主婦の友社に入社した翌年、『主婦の友』編集部の新前記者で、 何度 も原稿の書き直し で 四苦八苦していたころです。

本文☞ ダウンロード - 6180.pdf

お時間のあるときにお読みください。

なお、ゴム報知NEXTでの連載は、次回(3月26日)が最終回となります。その後は【私家版(4月からメールにPDFを添付)】「つたえること・つたわるもの」の送信となります。

現在、 78 歳 の 老青年を 自称 する 私 ですが、 『 論語 』 学而 の 、 【 子曰、学而時習之、不亦説乎、有朋自遠方来、不亦楽乎、人不知而不慍、不亦君子乎 。 」 「 子曰く 、学びて時に之を習う、また説 よろこ ばし からずや。朋 とも) の 遠方より来たる有り、また楽しからずや。人知らずして慍 うら みず 、また君子ならずや 。 」 】 を読み返しながら 、 これからも 「 生涯一記者 、 一生勉強 」 を めざして いき たいと 思って い ます 。

☆原山建郎☆ 健康ジャーナリスト、日本東方医学会学術委員、日本文藝家協会会員 、武蔵野大学仏教文化研究所客員研究員、文教大学オープン・ユニバーシティ講師

【原山達郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」 № 179 ゆかいな日本語――逆さことば 、 しりとり、あたまとりをたのしむ。

前回の『同音異義語、異字同訓をダジャレ、謎かけであそぶ。』につづく『ゆかいな日本語――逆さことば、しりとり、あたまとりをたのしむ。』です。
「逆さことば」は「回文(上から読んでも、下から読んでも意味が通じることば。廻文:めぐらしぶみ、とも)」のことですが、漢字かな交じり文(同音異義語、同訓異字、ひらがな、カタカナ)で成り立っている日本語ならでは、さまざまな「組み合わせの妙」をたのしむことができます。
英語にも、「Nurses run!(看護婦さんたちが走る!)」という回文があると感心していたら、コラムの中で紹介した、作家・阿刀田高さんの「回文もまた日本語の特質と大きく関わっている。日本語はかな文字で綴ることができて、しかもそのかな文字は母音と子音に一つ一つ対応している。これが回文を成立させる重要なポイントである。」という解説を読んで、日本語の「寄ると押し上げ 足を取るよ。(よるとおしあげ あしをとるよ)」→「よるとを(お)しあげ あしお(を)とるよ」なら、回文になりますが、「Nurses run→Nur Sesrun」では単なるアルファベット(部品)の並べ替えで、逆さまに読んでも、意味をもつことば(word)にはならないことに気づかされました。
また、幼いころに友だちと遊んだ、「しりとり(つくえ→えくぼ→ぼうし)」「あたまとり(かえる→めだか→すずめ)」「意味とり(さとう→は白い・白いは→うさぎ→は跳ねる・跳ねるは→かえる)」などの記憶が、つい昨日のことのように思い出されます。

詳細☞ ダウンロード - 179.pdf

お時間のあるときにお読みください。

ところで、本コラムの連載終了まであと2回となりました。

3月12日(火)にアップする№180では、「ためになる日本語――江戸・大阪・京都〈いろは歌留多〉のことわざ。」(仮題)をとり上げます。私は戦後(1946年)生まれですが、正月の遊びといえば、凧揚げ、独楽回し、そしてカルタ取り(犬棒カルタ)でした。平成・令和生まれの子どもたち――パソコンやスマホで遊ぶゲーム世代では、正月のカルタ取りも「アンパンマン」「ぐりとぐら」カルタになっているようです。
№180では、『ことわざで遊ぶいろはかるた』(時田昌瑞著、世界文化社、2007年)などを参考にしながら、江戸時代に始まったといわれる「いろはかるた」の読み札(ことわざ)を題材にとり上げて、日本的ライフスタイルの伝承について考えてみたいと思います。
日本の「ことわざ」には、「犬棒カルタ」にある「あばたもえくぼ⇔坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」「蒔かぬ種は生えぬ⇔果報は寝て待て」など、正反対の意味をもつ(両義性)ことばがあって、ものごとの多面的にとらえるという「生活の知恵」が満載されています。

次回のコラム№180でとり上げるトピックも、楽しみにお待ちください。

☆原山建郎☆ 
(健康ジャーナリスト、日本東方医学会学術委員、日本文藝家協会会員、武蔵野大学仏教文化研究所客員研究員、文教大学オープン・ユニバーシティ講師)

【原山達郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」№178 『気になる日本語――同音異義語、異字同訓をダジャレ、謎かけであそぶ。』

2月13日(火)にアップした、連載コラム「つたえること・つたわるもの」№178 『気になる日本語――同音異義語、異字同訓をダジャレ、謎かけであそぶ。』
https://gomuhouchi.com/serialization/56913/をお届けします。
今回は、この5月に開講する文教大学オープン・ユニバーシティ(『たのしい日本語――おもしろ〈ことば〉その1 同訓異字、しりとり、回文(逆さことば)であそぶ』)、やはりこの9月に開講する『たのしい日本語――おもしろ〈ことば〉その2 オノマトペ、いろは歌留多、落語の謎かけ、サラリーマン川柳をたのしむ』の配布資料を作成しながら、その一部を4回にわたってピックアップした『気になる日本語』シリーズをお届けします。
第1回目は、『同音異義語、異字同訓をダジャレ、謎かけであそぶ。』です。
「同音異義語」とは、たとえば、「原稿・言行・現行・元寇・減光・玄光」など、日本語の「音読み」発音が同じで意味(語意)の異なる語のこと。「同訓異字」とは、「かえる(帰る・変える・返る・換える・飼える・代える・替える・買える・孵る)」など、同じ訓読みでも漢字が異なる語のことです。後半では、ダジャレ、落語の「謎かけ」など、おもしろい日本語の〈ことばあそび〉を紹介しました。

ところで、2016年9月に始まった、ゴム報知NEXT(電子新聞)の連載コラム(月2回)は、7年半となるこの3月いっぱいまで、№181をもって終了することになりました。今後は、いわば私家版として、№182から連載コラム「つたえること・つたわるもの」のPDFを、これからも皆さまにメール添付で配信してまいります。これまでのご愛読に感謝いたしますとともに、引き続きご愛読くださいますようお願いいたします。

コラムは☞ ダウンロード - 178.pdf

☆原山建郎☆ 健康ジャーナリスト、日本東方医学会学術委員、日本文藝家協会会員、武蔵野大学仏教文化研究所客員研究員、文教大学オープン・ユニバーシティ講師

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」№177 地名――大地に記された〈あしあと〉、語り継がれる〈ものがたり〉

1月23日(火)にアップした、連載コラム「つたえること・つたわるもの」№177 地名――大地に記された〈あしあと〉、語り継がれる〈ものがたり〉。https://gomuhouchi.com/serialization/56383/をお届けします。
今回は、松戸市図書館から借りた図書資料などを手がかりに、「地名の語源(はじまり)・由来(いきさつ)・変遷(これまで)・現在(いま)、・将来(これから)」について書きました。日本地名の多くは「漢字」で書かれています。それは、日本にまだ文字がなかった時代(上古代)から使われていた「やまとことば(話しことば)」の発音を、同じ音韻(発音)をもつ漢字を借りて、いわば当て字のように用いたもの(万葉仮名)でした。あまり漢字の語義(意味)にとらわれすぎると、古くから語り伝えられてきた「地名の語源(地形や地勢の特徴)」とは異なるとらえ方(意味)になるのではないでしょうか。
たとえば、本コラムでは紹介しませんでしたが、北海道の地名は「アイヌ語」の発音に、同じ音韻の「漢字」をあてる、いわゆる「万葉仮名」方式で、その地域の地名を表記しています。

★おといねっぷ〔音威子府〕北海道上川支庁中川郡の村名 記録:近世。成立:昭和38年。由来:大正8年からの字名による。宗谷本線の駅名も関係するか。語源:近世のヲトイネ(子)フに因む。原型のアイヌ語は、「オトイネフ(川口に泥の多い川)」という。/★おとべ〔乙部〕北海道檜山支庁爾志郡の町名 記録:近世。表記は大正元年。成立:明治35年。由来:近世の村名による。語源:アイヌ語の地名という。「オトぺ(川尻に沼のある川)とも、「ヲトヲウンぺ(沼のある所)」ともいう。
                       出展:『市町村名語源字典』58ページ

北海道の「地名」は、北の大地の「歴史」であると同時に、アイヌ「文化」を、「いま(現在)」につたえる〈生きたことば〉なのです。
今回のコラムには、かなり専門的な内容も含まれていますが、「大地に記された〈あしあと:記録〉」、「人と大地から語り継いできた〈ものがたり:記憶〉」を知る手がかりとしてお読みください。これも、本コラムには書きませんでしたが、2日に羽田空港C滑走路で起った日航機と海保機の衝突事故が、広い意味で「能登半島地震」の災害関連死に含まれると思ったことがあります。

本文は☞ 177.pdf

お時間のあるときにお読みください。

 

☆原山建郎☆ 健康ジャーナリスト、日本東方医学会学術委員、日本文藝家協会会員、武蔵野大学仏教文化研究所客員研究員、文教大学オープン・ユニバーシティ講師

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」つたわるもの」№176 はじまり:由来 これまで: 変遷→いま: 現在 これから: 将来。

明けましておめでとうございます。
新年早々、一日に震度七の能登半島地震、二日に日航機と海保機の衝突事故など、大波乱の幕開けとなりました。今回の地震で亡くなった方々、海保機の亡くなった乗員の方々にお悔やみを申し上げます。また、地震で被災された皆さま、事故のあった日航機から脱出した皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。
さて、1月9日(火)にアップした、ことし最初の連載コラム「つたえること・つたわるもの」№176をお届けします。https://gomuhouchi.com/serialization/55970/「はじまり:由来→これまで:変遷→いま:現在→これから:将来。」

今回のコラムは、①高浜虚子の俳句、「去年今年貫く棒の如きもの」→「由来・現在・将来を貫く棒(時の経過)」、②松岡正剛の慧眼「生命の由来と将来」、③元日に配達された広報誌『いちかわ』に載っていた「市川の始まり」(地名の由来)、④明治初期に入植・開墾した北総(千葉県北部)の地への新しいネーミングなどのトピックを中心に書きました。
皆さまも、ご自身が住んでおられる土地、生まれ育った土地など、土地の名前の由来を調べてみてはいかがでしょうか? きっと思いがけないトレビアが見つかります。
お時間のあるときにお読みください。

本文は☞ ダウンロード - 176.pdf

☆原山建郎☆
健康ジャーナリスト、日本東方医学会学術委員、日本文藝家協会会員、武蔵野大学仏教文化研究所客員研究員、文教大学オープン・ユニバーシティ講師

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」つたわるもの」№175(2023/12/26)エンゼルス(天使たち)から、ドジャース(ブルックリンの子ら)へ。

★12月26日(火)にアップした、ことし最後の連載コラム「つたえること・つたわるもの」№175をお届けします。https://gomuhouchi.com/serialization/55910/エンゼルス(天使たち)から、ドジャース(ブルックリンの子ら)へ。


今回のコラムは、原山が選ぶ大谷翔平選手の「ことしのひと言」から書き始めました。WBCの決勝戦を控えたロッカールームでの「ひと言」たち――「憧れるのをやめましょう( Let’s stop admiring them.)」「憧れてしまったら、超えられない( If you admire them, you can’t surpass them.)」「きょう一日だけは、憧れを捨てて勝つことだけを考えましょう(For one day, let’s throw away our admiration for them and just think about winning.)」……大谷選手の「器」の大きさを感じます。
そのあとに、MLBの球団名(+本拠地の地名)の由来を紹介しました。

日本のプロ野球の誕生は、1934(昭和9)年11月に来日したベーブルース選手ら米国大リーグ選抜チームが全日本チームとの16戦すべてに勝利し、圧倒的な力の差を見せつけられた全日本チームのメンバーを中心に、同年12月、大日本東京野球俱楽部(現在の読売ジャイアンツ)が誕生したところから始まったとか。
そして、ことしは、あの二刀流の元祖ともいうべきベーブルース選手の記録を超えた、大谷翔平選手の快挙で締めくくった素晴らしい一年でした。

詳細は☞ 175.pdf

来年も、この連載コラムをお届けします。引き続き、ご愛読くださいますようお願い申し上げます。
☆原山建郎☆

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」つたわるもの」№174 「かなしみ」によりそう、「おもい」のちから。「大悲」は風のごとく。

 12月13日(水)にアップした連載コラム「つたえること・つたわるもの」№174をお届けします。https://gomuhouchi.com/serialization/55458/「かなしみ」によりそう、「おもい」のちから。「大悲」は風のごとく。
今回のコラムは、去る10月21日に開催された「第33回中原寺文化講演会」で、講師の若松英輔さんが、◆五つの「かなしみ」と◆十二の「おもい」という漢字をできるだけ書いてみてください、といわれましたが、恥ずかしながら全部は書けなかったことから、白川静の字書三部作のうち、字源辞典の『字通』と古語辞典の『字訓』を手がかりに、リターンマッチ(リベンジ)をかけたものです。これらの「かなしみ」と「おもい」、やまとことばの「かなし」と「おもふ」を書き出しながら、コラムのタイトル(前半)【「かなしみ」によりそう、「おもい」のちから。】をつくりました。

 文中に引用した『南無阿弥陀仏 付心偈』(柳宗悦著)の【悲しさは共に悲しむ者がある時、ぬくもりを覚える。悲しむことは温めることである。悲しみを慰めるものはまた悲しみの情ではなかったか。悲しみは慈(いつくし)みでありまた「愛(いとお)しみ」である。】や、『大悲風のごとく』(紀野一義著)の【大悲は風のごとくに来(きた)る。われわれの気づかぬところから微風のごとく吹き起こり、空を渡り、いつのまにかわれわれをつつむのである。はじめその音は空しくきこえることもある。しかし、いつか、人は、空しさの奥に大悲が輝いていることを知るのである。流した涙がまことの涙であり、悲しみが純粋に深いものであれば、泣くということが泣くだけに終わることはない。】から、やはりコラムのタイトル(後半)【「大悲」は風のごとく。】が出てきました。

詳細は☞ ダウンロード - 174.pdf

お時間のあるときに、お読みください。

☆原山建郎☆

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」つたわるもの」 № 173 花びらは散る、花は散らない。散らない花を生きる、認知症の人の物語。

11月29日(水)にアップした連載コラム「つたえること・つたわるもの」№173をお届けします。https://gomuhouchi.com/serialization/55106/「花びらは散る、花は散らない。散らない花を生きる。認知症の人の物語。」
今回のコラムは、「認知症の人」の「身体拘束」は、「縛らざるをえない」と「縛ってはいけない」の是非を問う「二者択一」ではなく、認知症の高齢者介護を「ケア(気にかけて世話をする)」ととらえるか、「コントロール(制御・管理・支配する)」ととらえるか、「認知症の人」を介護する姿勢の違い――たとえば、「ケア(介護)」、「コントロール(制御)」、「ケアギバー(介護者)」――それぞれの言葉のルーツ、微妙なニュアンスの違いを考えるところからはじめました。
そして、前回のコラム№172でとり上げた『バリデーション』に書かれている【「認知症の人」の混乱した行動の裏には必ず理由がある】というナオミ・フェイルの仮説にもとづいた具体的なケア・テクニックの中から、「解決にいたる4つのステージの特徴」と「14種類のバリデーション・テクニック」を要約しながら紹介しました。
そして、今回のコラムの「花びらは散る、花は散らない。散らない花を生きる。認知症の人の物語。」というタイトルは、浄土真宗の僧侶、金子大榮さんが般若心経の「色即是空」を和訳した「花びらは散る、花は散らない」から、「認知症の人」が私たち(ケアギバー)につたえる、あるいは見せてくれる、世界に一つだけの〈いのち〉の物語なのではないか、と思ったからです。私はコラムの後半に、次のように書きました。
たとえば、「認知症の人」が〈生きてきた・生きている・生きていく〉世界に一つだけの物語を桜の花(花びら)だとすると、〈生きてきた・生きている・生きていく〉「認知症の人のいのち」は、そのおおもとの桜の樹である。毎年、春になると満開の桜が咲き競うが、やがて、その花びらは花吹雪となって舞い散る。しかし、翌春には、同じ桜の樹の枝から再び桜の蕾が膨らみ、あの美しい花を咲かせる。私たちは、もしかすると「認知症の人」を、そのおおもとの〈いのち〉である桜の大樹としてではなく、散りゆく桜の「花びら(身体機能や認知機能が衰えた状態)」と見ることしかできていないのかもしれない。

詳細は☞ 173.pdf

お時間のあるときに、お読みください。

☆原山建郎☆

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