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医療の専門分化、どの科を受診したら・・

医療の発達で、様々な病気のメカニズムが解明されるようになり、素人にははじめて聞く診断名に、何それ?と不安も一層高まる。同じ内科や外科も専門分化され、どの科に受診したら良いか悩むことがある。

身近で、初めて聞く診断名を受けた2者について、患者側、医療者側にとって学ぶ点があるのではと思っている。

その1)硬膜動静脈瘻

高齢者(後期にはまだまだ)の彼女は秋頃から頭痛を感じるようになる。血圧その他は異常ない。(今まで頭痛の経験は殆どない)その暮には上瞼が腫れきた。腎臓はどうかと市販の試薬で尿蛋白を調べるが異常なし。

年があけて正月気分も抜けたころ、瞼はますます腫れ複視、視力障害、耳鳴りがひどくなりこれは脳に何か起きている、のではと近所の脳神経外科を受診。CT・エコーを取った結果「脳には異常ない。半年に一度くらい検査に来なさい」

しかし、この症状は普通じゃない、むくみは心臓からか?そして脳神経外科の帰りに目にした「循環器内科」に。その結果は「心臓には異常なし。脳はCTだけではわかりませんよ,MRIを撮らないと。検診センターを紹介するから行きなさい」

すぐ予約を入れMRI検査で、「脳の動静脈に異常がある。大きな病院にすぐ受診を。○○大学病院に紹介状を書きましょう」

数年前に乳がんを患いホルモン療法をしているため、今回の異常を感じた時点でその副作用を疑ったのだがその病院の次回予約日ははるか先。定期的にかかっている地域病院はこちらも予約無しではすぐに受診できないため、開業医に飛び込んだのである。

彼女は図書館に通い情報を集め、「△△病院に行きたいので大学病院ではなくそちらに紹介状を書いてほしい」

△△病院では幸いなことに即受診でき、まず脳神経血管内治療科に検査入院した。結果は「異常血管が多数あり手術は非常に難しい。しかし治療しなければ重篤、死にいたることも。」治療についてはその危険性が10数点示され「どうしますか。即答しなくともセカンドオピニオンに相談してからでも。」

彼女はその場で「お願いします」

治療は、細いカテーテルを脳にいれ、プラチナのコイルを挿入し異常な血管である動脈と静脈の短絡を閉塞する、という。

通常3~4時間が倍近くかかり、さらに一度では塞ぎきれず、再度の入院で全部は塞ぎきれなかったが、危険性の高い主要な所のみを塞いだ。

インターネットもしない彼女だが、日ごろから新聞、図書館など様々な所から情報を集め色々な分野に詳しい。こちらがわからないことがあるとすぐ情報を届けてくれる。

体調についても、おかしいと思ったら、自分で調べ、行動し、Dr.にも質問する。それでも、「あれもこれも聞きたいけれどやっぱり遠慮しちゃうのよね」

今は半年に1度となった先月の検査で異常なし、と回復した彼女。後遺症もない。

あの時、自分で行動しなければ、「半年後に受診を」と言った最初の脳神経外科のDr.の言うとおりにしていたなら、今頃はどうなっていただろうか。

「MRI検査を」と紹介してくれた循環器内科。その言葉がなかったら・・・。

多分、体調思わしくない中、疑問・不安を解消するための行動をし続けただろう。

昨日のニュースでこの病名を聞いた。「夏目雅子さんの母、進行性核上性麻痺で永眠」

その2)はこの病と診断された方についてである。

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